2015-08-31

相手に伝わる方法

こども塾1組では、集団でよくある場面や彼らがつまずくであろう場面を設定し、それぞれが練習すべき
内容を入れています。

その中である男の子。
集団で自分の口から要求したり報告したりが難しいということで(話すスキルはあります。)
ならばそれ以外でできること、
例えば、相手に用事がある時に、相手が気づいていないからといって無言で立ちつくすのではなく、
「トントン」と肩をたたいて気づいてもらったり、誰かに質問をされた時にはYESかNOかをジェスチャーで
答えるなど、話す以外にも相手に伝える方法はいくらでもあるので、まずはそこから練習をしています。

そんな彼とクラスメイトの私たちは、休み時間にやる色鬼で彼が鬼になったり、ババ抜きで彼がババを持って
いたりする時など、表情や動きをよーく見ておかないと、自分たちがタッチされたり負けてしまうことになるので
必死なのですが、色鬼では鬼になると、口パクで色を伝えようとする彼の口を読み取っている間にすかさず
タッチをしてきたり、
(そういうところはうまくまわれるんです!)
トランプでババをひいた時には、私と目が合うとたちまちうつむき加減になって笑いを堪えていたり、
(まだまだかわいいですね!)
彼が発する情報を以前はしばらく待たないといけなかったのが、最近ではわりとすぐに出せるようになって
きました。

みんなでやる椅子取りゲームでは、毎回優勝する男の子と決勝戦の末に初優勝し、喜びのコメントを
みんなから求められると、恥ずかしそうにでも嬉しそうに・・・。
その後口パクで、
「うれしかったです」と答えることもできました。
ここも同じような場面で、以前は待っても待ってももじもじと立ちつくし、最後には特定の人の耳元で
ささやき、その人が代弁するパターンでしたが、随分と相手に伝えることが早くなり、そして最終目標である
自分の口から発することに近づいてきたなぁ~と思いました。

まぁ、そんな変化に喜びつつもクラスメイトのワタシ、彼に対しては何か言いたげにモジモジしていても、
あともう一歩がでないと無反応で返したり、ちょっとズルいことをしているのを目撃すると一喝したり(笑)
淡々と対応しています。
たま~に、(それはないでしょ・・・)というような目で彼から見つめられることもあるのですが…(>_<)
















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